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◆ビッグモーター 元従業員の男性(電話取材)
「(店の前の)街路樹あたりをきれいにしようと、木を抜き始めました」
こう話すのは、かつて、店で働いていた男性。
男性によると、社内の「環境整備」の方針から、経営幹部が街路樹を掘り起こし始めたということです。
街路樹が除去された現場(北九州市)
◆ビッグモーター 元従業員の男性
「周りの砂をスコップで落として、根っこが出てきたら体重をかけてスコップで切り落とす。縦に四方切り落とす。そして引っこ抜く。数百メートルに渡り街路樹を抜いてると、コツをつかんでくる」
さらに、木や雑草を抜いた後は雑草が生えにくいよう、石を敷き詰めた上で除草剤をまく作業を繰り返していたということです。https://news.yahoo.co.jp/articles/ffc0854898636803a5da3544adc67e7fbab8b199
◆ビッグモーター 元従業員の男性
「役所から現状を聞かれたこともあった。『役所:なんで枯れてるんですか?』『店:わかりません』『役所:わかりませんではないですよね』って」
街路樹を管理する小倉南区役所は、「市が雑草や木の剪定をすることはあるが、木の根元から切ったりぬくことは考えにくい」としています。
また、県内の別の店舗でも、2018年にはあった街路樹が翌年にはなくなっていたということです。
こうした状況は全国各地で確認されていて、群馬県では副社長自ら環境整備と称して店舗の前で除草剤がまかれ、草花が枯れ、被害届も出されています。