明治HD、岐阜県に「きのこの山・たけのこの里の森」

明治ホールディングスは、岐阜県関市などと森林保全を目的とした協定を締結したと発表した。2024年から同県関市武芸川地区の15ヘクタール分の森林で保全活動を行う。同社は2050年までに、工場での取水と排水の差分量を、雨水浸透の取り組みなどで自然に還元する「ウォーターニュートラル」や、売上高あたりの自社の水使用量を2020年度に比べて半減する目標を掲げている。

森林の名称は販売するチョコレート菓子にちなみ「きのこの山・たけのこの里の森〜明治グループ自然保全区〜」と名付ける。2028年3月までの5年間、グループ社員が植樹や林道整備といった活動に取り組むという。

同社は水資源に関して、これまでも水の使用量を減らしたり、水田に雨水をため地下に水を浸透させて地下水を蓄えたりする水田湛水活動を行ってきた。森林保全の取り組みを行うのは初めてという。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC266EV0W3A720C2000000/