イタリアのバイクブランド「ドゥカティ」は、ネイキッドモデル「Monster(モンスター)」の30周年記念限定車「Monster 30° Anniversario」を発表しました。

1993年に初登場して以来、累計35万台以上が販売されたモンスターの最新モデルは、最高出力111ps/9250rpm、最大トルク93Nm/6500rpmを発揮する排気量937ccのテスタストレッタ11°水冷V型2気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッドモデルです。

 スーパースポーツモデル「パニガーレV4」と同じコンセプトで設計された重量わずか3kgのアルミニウム製フロントフレームを採用することで、乾燥重量166kgという軽量な仕上がりとされたモンスターでは、介入レベルを調整可能なコーナリングABSユニット、トラクションコントロール、ウィリーコントロール、ロケットスタートを実現するローンチコントロール、ドゥカティクイックシフト(DQS)アップ/ダウンなどの電子制御も標準装備。

 ライダーの好みや路面状態に応じて変更可能な3つのライディングモード(スポーツ、アーバン、ツーリング)や4.3インチカラーTFTディスプレイも搭載されています。

500台限定が生産されるMonster 30° Anniversarioにおいては、特別なカラーリングやバイク名とナンバー入りプレート(XXX/500)、キーオン時の専用ダッシュボード・アニメーション、ロゴ入りスポーツライダーシート、ストリート仕様のテルミニョーニ製スリップオンマフラー、鍛造アルミホイール(モンスターに装着された鋳造ホイール比で-1.86kg)、前後カーボンフェンダーを搭載。

 SPモデルと同じく、オーリンズ製ステアリングダンパーやフロントフォーク、リアショックなども装備されています。

 なお、Monster 30° Anniversarioの日本への導入時期や台数、価格は未発表となっています。

https://bike-news.jp/post/320700
https://i.imgur.com/d53hQat.jpg
https://i.imgur.com/vSqwLLg.jpg