2023年5月、13歳の女子中学生に対し暴行を加えてわいせつな行為をしようとしたとして、神奈川県警の男性警部補が逮捕された事件。県警は7月28日付けでこの警部補を懲戒処分としました。

28日付けで停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、県警・交通規制課の今野由惟被告です。

県警によりますと今野被告は2023年5月、県内の路上で徒歩で通学していた13歳の女子中学生の口元を後ろから手で押さえ腕を首にかけるなどの暴行を加えたうえわいせつな行為をしようとした強制わいせつ未遂の疑いが持たれています。
今野被告を巡っては6月29日に県警に逮捕され、その後、横浜地検が起訴していました。

県警の調べに対し今野被告は「女性の体を触りたかった」などと容疑を認めているということで、28日付けで依願退職しています。

県警・監察官室の荻原英人室長は「捜査および調査の結果を踏まえて厳正に処分しました。 職員に対する指導教養を徹底し、信頼の回復に務めてまいります」とコメントしています。