Amazonから届いた100箱以上の荷物 家主は「注文していない」と困惑(米)(Techinsight)
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米バージニア州在住のある女性の自宅に先日、身に覚えのない荷物が届いた。荷物は1箱だけではなく、その後に続々と届き始め、最終的に100箱以上が自宅に山積みとなってしまった。Amazonによる調査の結果、業者が倉庫から商品を処分するため、ランダムに住所を選んで送り付けていたものと判明した。米ニュースメディア『WUSA9』などが詳細を伝えている。

謎の荷物が届いたのは、米バージニア州プリンスウィリアム郡に住むシンディ・スミスさん(Cindy Smith)の自宅だ。何かを注文をした覚えのないシンディさんが宛先を確認してみると、そこには間違いなく自宅の住所が書かれていた。しかし、宛名は“リーシャオ・チャン(Lixiao Zhang)”という知らない人物の名前が記載されていた。

シンディさんは「何か手違いがあったのだろう」と深く気に留めていなかったが、その後、続々と荷物が届き始めた。「FedEx(運送会社)やAmazonなど、色々なところから荷物が届きましたよ」と話すシンディさんの自宅には、100箱以上の荷物が積み重なってしまった。箱を開けてみると、約1000個のランニング・サイクリング用のヘッドランプ、約800個のグルーガン、そして何十個もの子ども用双眼鏡が入っていた。

(中略

Amazonはシンディさんとリズさんの両方のケースについて詳しい調査を行った。すると、いずれのケースもAmazonのフルフィルメントセンターに残った商品を処理するため、業者がランダムに住所を選んで送り付けた結果だと判明した。

(後略

環境科学の教授であるシンディさんは、届いたものをすべてゴミにすることはできなかった。「出会った人々にヘッドランプやグルーガンをプレゼントし続けているので、みんな私のことを変な人だと思っていますよ」と話している。まだ地下室には大量の荷物が残っているそうで、シンディさんによるヘッドランプの配布はまだ続きそうだ。