アングル:半導体業界、供給過剰解消に期待 需要予想は依然低調
https://jp.reuters.com/article/semiconductors-demand-wrapup-idJPKBN2ZA0G3?
半導体業界からはようやく供給過剰解消の出口が見えてきたと喜ぶ声が聞こえてきた。しかし人工知能(AI)関連以外の半導体需要見通しは、依然としてそれほど明るさが見えない。

今年に入り、スマートフォンやパソコン(PC)、データセンターといった半導体の主要市場はいずれも落ち込んだ。企業と消費者の双方が経済低迷や物価高、金利上昇に直面して支出を減らしたからだ。

このため汎用半導体は未曽有の供給過剰状態に陥り、メモリー生産で世界トップ2のサムスン電子とSKハイニックスは上半期の赤字額が合計で15兆2000億ウォン(120億ドル)に膨らんだ。

ただこうした供給過剰は和らぎ始めている。主な理由の一つはメーカーによる減産の取り組み。もう一つはカナリスのデータで分かるように、第2・四半期のPC出荷減少率が前2四半期の30%から11%まで縮小したことにある。

スマホ市場も持ち直し、カウンターポイントによると第2・四半期の出荷台数は前期の14%減から8%減になった。


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(おわり)