国民生活センターによると、全国から寄せられたビッグモーターに関する相談は19年度に1000件を超え、昨年度は1491件に上った。

13年度(260件)と比べると約6倍になる。
中古車の購入や売却に伴う契約の解除、返金のほか、契約時やクレーム対応時などでの説明不足に関するものが多いという。

 同社の内情を知る人からは「世代交代が一番の要因」と指摘する声が上がる。

 同社は兼重宏行氏(71)が1976年に出身地の山口県で創業し、全国に拡大。

2018~19年頃からは、長男で前副社長の宏一氏(35)が経営のかじ取りを担うようになったとされる。