「議員が特権を持っているというイメージらしいけれども、どこかに旅行にいって写真をあげるというのはむしろ庶民的な感覚だと思う」
と持論を述べた。

また、茂木さんは自身の元にたくさんの意見が集まったと明かし、その意見について「実際に日本人には余裕がない、そしてそのような日本にしたのは自民党だ」と要約。「それならば、次の選挙で政権交代すればいいだけの話だと思う」とした。

さらに茂木さんは次の投稿でも「もし自民党の議員さんが庶民の余裕のない生活から見たら乖離した余裕のある行動をとっていると思うのならば、選挙で示せばいい。それ以上でもそれ以下でもない」と強調した。

一方、パリへ研修に行ったこと自体について「無意味とか無駄」と主張する意見もあったとして、「人間の経験とか学びの本質がわかっていない的外れの思考だと思う」と苦言を呈していた。

なお、一連の最後の投稿で茂木さんは、「エッフェル塔写真事件に対する日本人の反応の限界は、余裕のなさと同時にユーモアのセンスの欠如だろう」と指摘。「毒にも薬にもならないゆるいお笑いを良しとしている日本の社会構造の中に、30年の没落の根本原因があると私には思える」と自身の考えをつづっていた。