ChatGPT“生みの親” 暗号資産ワールドコインに行列【WBS】

「ワールドコイン」をご存知でしょうか。これは、対話型AI「チャットGPT」を開発したオープンAIのCEOサム・アルトマン氏が手掛ける新たな暗号資産です。ワールドコインを持つためには、個人登録をする必要があるのですが、いま世界各地で登録のための行列ができるほどとなっています。ワールドコインは、今までの暗号資産とどう違うのでしょうか?


「認証を行うので、目を大きく開いてのぞき込んでください。オーブのスキャンが完了しました」

1日、都内で行われていたのは、新たな暗号資産ワールドコインを手に入れるために必要なユーザー登録です。登録には生体認証を使い、ワールドコインの運営組織が各地に置く“オーブ”と呼ばれるボール状の装置で網膜をスキャン。目の虹彩と呼ばれる部分を読み取ることで完了します。

「指紋のデータは唯一性を証明するのは難しいが、虹彩のデータは70億人に1人しか一致しない」(登録所を運営するカンバンクラウドの古田拓也社長)

手続きにかかる時間はおよそ1分。登録が終われば25ワールドコインが無料で付与される上に、毎週1ワールドコインを受け取れます。既にコインは海外の暗号資産交換所で、1コイン=およそ2ドル程度で取引されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0f458b826c7907f3ea9f356e411cd66b30e01164