丸亀市沖を航行中のフェリーで浸水 乗員・乗客は無事で約1時間後に自力で帰港【香川・丸亀市】

坂出市の坂出海上保安署によりますと、8月3日午前6時15分頃、丸亀市の丸亀港から広島(丸亀市)に向かっていた備讃フェリーのフェリー「ひろておん」(243トン)が瀬戸内海を航行中に浸水し、約1時間後に丸亀港に引き返すトラブルがありました。

乗員・乗客25人が乗っていましたがケガはなく、積んでいた車4台にも今のところ異常はありません。

海上保安署によりますと船首部分のすき間から海水が入り、車両甲板にたまった状態になったとみられています。

トラブルのあったフェリー「ひろておん」は午前6時5分に丸亀港を出港し、広島(丸亀市)の江の浦を経由し手島に向かう途中で、船は2022年10月に進水したばかりでした。

坂出海上保安署によりますと当時、現場周辺は晴れ、風速は1メートルで海上は平穏でした。海上保安署が巡視艇などを出して詳しい状況を調べています。

備讃フェリーでは8月3日、午前10時30分現在、フェリーの運航は見合わせていますが、広島、小手島、手島行きの客船は運航を継続しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/827b487ca5a718ac718efe4b4dcb46ad28583be3