アメリカでは72%の人が経済的に不安を感じているとバンクレートの調査が示している。

調査によると、経済的に安心できる収入は23万3000ドル、裕福だと感じられるのは48万3000ドルだった。
医療費、大学の学費、住宅費の値上がりで、アメリカ人が貯蓄するのは困難になっている。
多くのアメリカ人は、裕福になることを夢見ている訳ではない。ただ、いつの日か経済的に安心できる日が来ることを望んでいるだけだ。

だが多くの人にとって、そのゴールへの道のりは長い。 これは、6月にバンクレート(Bankrate.com)が行った調査の結果だ。
対象となったのはアメリカの成人2521人で、72%が経済的に不安を感じているということが分かった。
回答者が考える、不安を感じないために必要な年収の平均額は23万3000ドル(約3300万円)だった。

アメリカ国勢調査局によるアメリカ地域調査(American Community survey)によると、アメリカでは2021年の正社員の年収の中央値が約5万4000ドル(約770万円)で、彼らが望む額の4分の1ほどしかなかった。
裕福だと感じるために回答者が必要と述べた年収の平均額は48万3000ドル(約6900万円)と、同中央値の約9倍だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e70f61050928b4b9d97dd8d8b91e6c535603e628