イタリアが中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」からの離脱を検討していることに、習近平政権がいら立ちを募らせている。中国外務省は4日に発表した報道官談話で、同構想の意義を強調。米国がイタリアに離脱するよう圧力をかけていると見なし、「一部の勢力が悪意をもって騒ぎ立て、中伊協力を政治問題化し、分断を生んでいる」と批判した。

 イタリアはコンテ政権時代の2019年、先進7カ国(G7)で初めて中国と一帯一路に協力する覚書を交わし、国際社会を驚かせた。しかし、22年に就任したメローニ首相率いる右派連立政権は、経済的恩恵が乏しいことなどを理由に離脱を模索。今秋にも正式表明する見通しだ。https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E9%9B%A2%E8%84%B1%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E3%81%AB%E3%81%84%E3%82%89%E7%AB%8B%E3%81%A1-%E4%B8%80%E5%B8%AF%E4%B8%80%E8%B7%AF-%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%9C%A7%E5%8A%9B-%E6%89%B9%E5%88%A4-%E4%B8%AD%E5%9B%BD/ar-AA1eOaJ7?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=f447597e917248fca4ea1fae1bbeaf3f&ei=12