第105回全国高校野球選手権記念大会が6日、甲子園で開幕した。今大会から5回終了後に暑さ対策でクーリングタイムを実施。10分間、ベンチ裏のスペースで水分補給など体調を整えた。だが偶然にも開幕から2試合連続でクーリングタイム直後に変調をきたす選手が出た。

 第1試合では6回に上田西の打者・黒岩大都中堅手(3年)が三塁ゴロで一塁を越えたところで、膝を抱えて倒れた。同じ回で土浦日大の中堅手・香取蒼太(3年)が右飛のカバーに入るところで倒れこんだ。

 第2試合でも聖光学院の先発したエース左腕・小室朱生(3年)が6回1死、左足のふくらはぎとハムストリングスがつり、交代した。

 小室は「クーリングタイムのときにちょっと休み過ぎてしまって。涼しい場所にいすぎたので、それが逆にちょっと。ストレッチとかもできなくて。その影響はあったかなと思います」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/22d2416341981b88a18609fae2eecaf6cd9b1a7c