ホンダは、2023年8月4日から6日にかけて開催された「2023FIM世界耐久選手権 第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」のブース内で、「CBR600RR」の新型モデルを公開しました。

2003年にCBR600Fの後継モデルとして登場したCBR600RRは、CBRシリーズの最高峰モデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」を彷彿とさせるスタイリングを採用するスーパースポーツモデルです。

 2020年に登場した現行モデルは、2016年以来不在となっていたホンダのミドルクラススーパースポーツを補填するモデルで、最高出力89kW/14000rpm、最大トルク64N・m/11500rpmを発揮する直列4気筒エンジンを搭載した車両で、最新の電子制御技術や空力性能技術を採用するなど、総合性能を高めつつも扱いやすく、“操る喜び”をより追求。

現代的なスーパースポーツマの代名詞的装備とも言える、左右のフロントカウル前方側面に見られるウイングレットの装備により、効果的にダウンフォースを発生させ、コーナーへの進入時や加速旋回における安定感をより高めています。

 鈴鹿サーキットで公開された新型モデルでは、グランプリレッドに加え、マットブラックの外装色も用意される模様で、現状では価格や発売日、装備、主要諸元などは発表されていないものの、エキゾーストパイプのレイアウト変更、純正オプションのクイックシフターの装着も見られます。

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