https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230811/k10014160021000.html

お盆でふるさとなどへ 高速道 30キロの渋滞も 台風情報に注意

新型コロナが5類に移行してから初めて迎えることしのお盆。ふるさとや行楽地などに向かう人たちの混雑は11日がピークとなる見込みで、一部の高速道路ではすでに30キロの渋滞となっています。一方、今後は台風7号の接近に伴う運休や交通規制の可能性もあり、最新の情報に注意が必要です。
JR各社によりますと、新幹線の下りは11日が混雑のピークで、
午前10時半までの時点で東京を出発する
▼東海道新幹線や
▼東北新幹線
▼北陸新幹線などの一部の列車の自由席で100%を超える乗車率となっています。

また、国内の空の便の下りも11日がピークで、航空各社によりますと、羽田や大阪から各地に向かう便が11日は終日、ほぼ満席となっています。

お盆期間中の予約は感染拡大前と比べて
▼新幹線が93%
▼国内の空の便は94%まで回復していて、混雑が予想されます。
一方、高速道路の下り線は早朝から渋滞が始まっていて、午前11時現在
▼東名高速道路が神奈川県の伊勢原ジャンクション付近を先頭に30キロ
▼東北自動車道が栃木県の矢板北パーキングエリア付近を先頭に30キロ
▼中央自動車道が神奈川県の藤野パーキングエリア付近を先頭に26キロなどとなっています。

上りのピークは
▼新幹線は15日
▼国内の空の便が15日から17日にかけて
▼高速道路が13日から15日にかけてと予想されています。
ただ、台風7号が接近するおそれがあり、
▽JR東海が今月13日から16日の間の一定期間、東海道新幹線で計画運休や急きょの運転見合わせなどが発生する可能性があるとしているほか、
▽JR東日本も、東北、秋田、山形、上越、北陸の各新幹線で運休や遅れなどが発生する可能性があるとしています。

高速道路も、
▽中日本高速道路と
▽東日本高速道路が
13日から16日ごろにかけて、通行止めなどの交通規制を行う可能性があるとしています。

各社はホームページなどで最新の状況を確認してほしいとしています。

成田空港は出国ピーク迎える ほかの空港でも混雑