
世の中にはバカを騙して儲けるビジネスがたくさんある
「この投資法をやれば確実に儲かります!」とか「インスタグラムで成功する養成講座」とかをよく見かけます。インターネット上で金儲けだとかの情報を売っているのを情報商材といいますが、こうしたものの多くが詐欺まがいです。
考えてみれば簡単にわかることです。もし本当に確実に儲かる投資法がわかっているのなら、そんな情報は他人に売らず、自分で淡々と実践したらいいだけの話です。確実に儲けられるなら、いまごろはグーグルとかユニクロとかを買収できるぐらいになっているでしょう。
ネットワークビジネスの類たぐいも、勧誘する側はいかに儲かるかを力説しますが、結局は主宰するトップやその周辺の幹部にお金が集まる構造になっています。勧誘などされている時点で幹部になれません。お金を吸い上げられて終わります。
このように、少し考えただけでも怪しいビジネスだとわかるものが世の中にはいっぱいあります。こういうものがはびこるのは、「人生で一発逆転できる」と都合のいいことを思いがちな頭の悪い人が世の中にはたくさんいて、カモになるからでしょう。そういう人は、ごく一部の儲かってそうに見える人にあこがれ、騙されてしまいます。
バカを騙して儲けるビジネスをよいとは僕は思いません。けれども、「騙しても儲かればいいじゃん」とか「騙しても相手が気づかないならいいじゃん」といった考え方を持つ人がいなくなることはないでしょう。
だから、大切なのは、少なくとも自分は騙されないように注意することです。そのためには「人生を一発逆転させる」などというギャンブルをしようなどと思わず、地道な生き方を受け入れるということが大切だと思いますよ。
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