>>286
その通り

円安倒産で、輸入する企業がまるごと消滅しまくってる
ちゃんとエコノミストはわかってる

7月の倒産 前年同月比40%余増「ゼロゼロ融資」返済困難も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230809/k10014157821000.html

白井さゆり
慶應義塾大学総合政策学部 教授
4-6月成長率は前期比で予想を大きく超えるプラス成長となった。しかし家計消費はマイナスに転じており、企業の設備投資も緩慢なため、内需の弱さが目立つ内容となった。消費は家計調査からすでに弱さが確認されているが、価格高騰による食費などの節約が続いており、コストプッシュインフレの影響がうかがえる。これまで改善を示してきたサービス消費も減速感がある。大きなプラス成長の原因は、(自動車など半導体不足緩和による輸出拡大とインバウンド消費で)輸出がプラスに転じた一方で、輸入下落率が拡大したことによる外需要因だ。その外需要因も輸入下落によるものが大きく、輸入は設備投資との連関も高く日本の経済が強いとは言えない

永浜利広
第一生命経済研究所 首席エコノミスト
最大の牽引役はGDPの控除項目となる実質輸入の減少で、それだけでプラス成長の7割程度を説明できます。
実質輸入は一般的に国内需要によって左右されるとされますので、実質輸入の減少は実質的な国内需要の減少を意味します。
実際、実質GDPの民間需要は大幅マイナス寄与となっており、最大の押し下げ役が実質個人消費となっています。
ということで、今回のGDPはヘッドラインの割には実質的な国内経済がよくないことを示した結果といえるでしょう。
一方で、国内インフレ+輸入物価下落により名目GDPは大幅プラスですから、国内の実質的な経済はよくない割に国の税収は大幅に増えそうです。