自宅アパートに放火して共済金をだまし取ろうとしたとして、警視庁捜査1課は15日、詐欺未遂の疑いで、住所不定、無職、加藤正敏被告(70)=非現住建造物等放火未遂罪で起訴=を再逮捕した。調べに対し、黙秘している。

逮捕容疑は3月30日、東京都板橋区の自宅アパートに放火し、4月3日、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)に共済金を請求し、支払いを受けようとしたとしている。

捜査1課によると、火災は自然鎮火したが、ベッドなどの家具が焼損。約200万円の支払いを受ける予定だったが、警視庁が捜査していたことなどから見送られていた。加藤容疑者は昨年8月から現場アパートの家賃を滞納し、退去を求められていたという。

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