22歳の日本人レーサーが事故死 インドネシアで開催のアジアロードレース選手権で別の選手と接触

インドネシアで開催されたアジアロードレース選手権に日本から出場していた埜口遥希選手が、レース中の事故で亡くなりました。22歳でした。

奈良県出身のオートバイレーサー・埜口遥希選手は今月、アジアロードレース選手権第4戦のインドネシアラウンドに出場しました。

大会側の発表によりますと、埜口さんは10日に開催されたレース中に別の選手と接触するなどの事故で重傷を負い、地元の病院に搬送されました。

その後、集中治療室で手当てを受けていましたが、現地時間16日の午後5時40分に息を引き取ったということです。22歳でした。

埜口選手は、2021年の全日本ロードレース選手権ST600クラスでチャンピオンとなり、去年からアジアの国際大会に出場するなど、活躍の場を広げていました。

埜口選手の両親は「私たち家族に多くの感動と喜びを与えてくれました。応援していただいた皆様に感謝申し上げます」とコメントしています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/667806?display=1