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8月15日、全国戦没者追悼式が東京・千代田区の日本武道館で行われた。広島選出の岸田文雄首相(66)も参列し、式辞を述べた。しかし、“前例踏襲”すぎるその内容に批判が集まっている。

終戦から78年目となったこの日、天皇、皇后両陛下ご臨席のもと、行われた追悼式。台風7号の接近により愛知県や兵庫県など10府県の遺族らが参列を見送るなか、岸田首相が読み上げた式辞は、22年の追悼式で岸田首相が述べた式辞とほぼ同じ言い回しだったのだ。

たとえば、今回の式辞の序盤では「祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦場に斃(たお)れた方々。戦後、遠い異郷の地で亡くなられた方々」と戦没者に思いを馳せたが、この部分は一言一句、22年のものと同じ。

戦没者を悼み、恒久の平和を願う気持ちは時が経っても変わらないだろう。しかし、ほとんど前年と同じ内容であることから、SNS上では批判の声が続出している。

《これには本当にガッカリする。素直に、日本国民として、一人の大人として。》
《コピペ文章を読むだけの簡単なお仕事か?自分で考えて書いて読めよ》
《「聞く力」などないことはすでに明らかになっているが、「話す力」がないことも明らかになっている。》
《日本の総理大臣はChat GPTに代わって貰ったほうが良いんじゃない》
《この人は何のために「広島」を背負って国会議員をやっているんだろうか?こういう日の式辞くらい自分の気持ちを乗せれば良いのに。あ、気持ちなんて元々ないよね。》

5月には被爆地・広島県でG7サミットが開催されるなど、同県選出の政治家として平和路線が期待されたはずの岸田首相。今回の前例踏襲は、あまりにもお粗末だった。