安倍派「塩谷座長」案を了承 集団指導体制へ(産経新聞) - Yahoo!ニュース
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自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会、100人)は17日、党本部で総会を開き、派の意思決定を担う「常任幹事会」を新設し、代表となる「座長」に塩谷立会長代理が就任する案を全会一致で了承した。会長だった安倍晋三元首相が死去して1年余りが経ち、事実上の集団指導体制に移行する。

常任幹事会のメンバーの人選などは塩谷氏に一任した。塩谷氏は総会後、記者団に「閣僚経験者を中心に選任していきたい」と述べた。「5人衆」と呼ばれる高木毅国対委員長、松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長が入るとみられる。

安倍氏の死去後、空席となっている会長は引き続き置かない方針だ。

安倍派の新体制を巡っては、7月に安倍氏の一周忌を迎え、幹部らを中心に調整が続いていた。常任幹事会を設置し、座長を置く塩谷氏の案に対し、下村博文会長代理が会長を選ぶべきだと主張して反発。塩谷、下村両氏が今月8日以降、4回にわたり国会内で協議していた。