3年前のセクハラ事案で停職3か月の懲戒処分…「冗談のつもりだった」同僚隊員の髪型についての不快な発言や携帯電話で動画撮影(ATV青森テレビ)
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同僚隊員に精神的苦痛を与えるセクハラ行為をしたとして航空自衛隊三沢基地は22日付で30代の男性空曹を停職3か月の懲戒処分としました。

処分を受けたのは、航空自衛隊三沢基地の警戒航空団第1整備群装備隊に所属する3等空曹の男性隊員です。三沢基地によりますと、男性隊員は2020年4月12日に自衛隊の研修施設内の自習室で同僚隊員の髪型について不快に感じさせる発言をしたほか同意を得ずにスマートフォンで動画を撮影して精神的苦痛を与えるセクハラ行為をしたということです。被害を受けた隊員が上司に相談したことで発覚し、事実確認を進め、事案の発生から3年後の22日付で男性隊員を停職3か月の懲戒処分にしました。

三沢基地の聞き取りに対して男性隊員は「冗談のつもりで話していた。相手を不快にさせるものとは思っていなかった」と、髪型についての発言を認めている一方で撮影については機器の誤操作だと説明しているということです。

三沢基地司令の大嶋善勝空将補は「三沢基地に所属する隊員が、本事案を生起させたことは誠に遺憾です。服務規律維持のため、継続的に隊員指導を実施してまいります」とコメントしています。