ISW論評

https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-august-22-2023

ロシア軍が入植地での駐留が限定的である可能性が示唆される中、8月22日現在、ウクライナ軍はザポリージャ州西部のロボティン周辺への進軍を続けている。
ロシア軍はザポリージャ州西部のオリヒフ方面戦域の他の場所から限られた増援を集中させているようだ。

前線の他の部門におけるウクライナの攻撃作戦は、ロシア軍部隊を所定の位置に固定し、さらなる横方向の増援を防ぐことができるため、依然として重要である。

したがって、他の分野でのウクライナの努力の継続に対する批判や、
ウクライナが利用可能なすべての備蓄を単一の軸に集中するよう求める声には問題がある。

ロボティーン地域へのウクライナ軍の進軍により、ウクライナ軍は同地域の
ロシアの第一防衛線よりも相対的に弱い可能性がある第二防衛線に対する作戦開始に近づくことになる

ロシア軍は、最近のドネツク・ザポリージャ州国境地帯およびザポリージャ州
西部へのウクライナ軍の進軍に懸念を抱いているようだ。