4人組ロックバンド「男闘呼組」が26日、東京・日比谷野外音楽堂でラストライブを行い解散した。今後は4人を中心に結成されたロックバンド「Rockon Social Club」として活動していく。

開設100周年を迎えた同会場で、活動にピリオドを打った。男闘呼組にとって、1988年8月7日の「男闘呼組’88夏コンサート」以来、35年ぶりの野音。代表曲「DAYBREAK」や、トリプルアンコールには「Forever」を涙ながらに歌うなど、26曲を熱唱。最後の雄姿を見るため、会場内にファン3000人、会場外に3500人が集結し、ファンは「本当にありがとう!」と温かい声をかけた。

ライブ終盤、高橋和也は「男闘呼組の35年間、本当にありがとうございました。この4人に会えて、みんなに会えて幸せでした。いつまでも今この瞬間を胸に刻んで、忘れずに生きていきていきます。皆さんも今日のこと、ずっと忘れないでください。ありがとうございました」と涙ながらに感謝。成田昭次は「今日最後のライブだけど、本音を言えば寂しいですが、男闘呼組のスピリッツは永遠です」と言葉を詰まらせた。

岡本健一は「男闘呼組は終わるけど、みんながこうやって元気な間に、解散ができることがありがたいと思います。すごく感謝してます。明日からまた新しい1日を大切に、感じたこと体験したこと、思いを大事に生きましょう」。体重を6キロ落とし、禁煙も成功させたというリーダーの前田耕陽は「今日は本当にありがとう。男闘呼組にいられて最高の幸せでした。このメンバーで仕事してきたことが最大の誇りです。どうもありがとう!」とすがすがしい顔を見せた。

https://hochi.news/articles/20230826-OHT1T51237.html