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警察庁生活安全局によると、この4140件のうち暴力の対象としてもっとも多いのは母親の2352件で、父親は533件、兄弟姉妹453件、同居の親族161件と続き、その他、家財道具等も対象になっています。

家庭内暴力増加の原因を特定することはできませんが、現代の少年がさまざまなストレスにさらされていることは指摘できます。
中学受験の加熱をはじめ、教育面でのプレッシャーもその1つでしょう。
学校、塾、習い事で忙しいうえ、インターネット、SNSを通じて大量の情報に触れている中では、うまくストレス発散をすることが難しいのではないでしょうか?

家庭内暴力に走るのは「甘やかし型」で育った子に限りませんが、「甘やかし型」で育った子は欲求不満耐性が低く、些細なことでも不満を爆発させることが多くあります。
かつ、社会に適合しにくいので、おのずと生活の中心が家庭になります。ですから、家庭内暴力につながりやすいと考えられます。

また、家庭内暴力をする子は「内弁慶」で、外ではおとなしいことはよくあります。

親に対する怒り、反抗が引き起こすことはもちろんありますが、甘やかしてくれる家庭だからこそストレス発散で暴れるケースもあるのです。

甘やかされて育ち、欲求不満耐性の低い男子の場合、性犯罪に向かうこともあります。

性的な欲求は思春期になれば高まるのが自然ですが、それにうまく対処することが必要になります。
相手があることですから、そうそう自分の思い通りにいくわけではありません。

それまで甘やかされて何でも思い通りになってきた人は、大きな壁にぶち当たります。
そもそも人間関係をスムーズに構築するのが苦手ですから、異性との交際もままなりません。
そこで、自分の性的欲求を満たすために、相手の合意なく行為におよぼうとします。

多くは、自分より明らかに弱い者、つまり子どもをターゲットにします。
自分と同じくらいの年齢の人をターゲットにするのは、返り討ちに遭うのではと怖くてできないからです。

そして、子どもを誘拐して強制わいせつにおよびます。