ガソリン「200円台突入」に現実味…補助金延長検討も、ガソリン高騰が止まらないワケ

政府によるガソリン代の補助や、電気代・ガス代の補助など、物価高に対する各種支援策が10月で終了する見通しとなっていることから、
岸田政権は制度の延長など支援継続の検討に入りました。追加対策が決定されないと家計には大ピンチとなりそうです。

政府は2023年1月から電気代やガス代に対する補助を行ってきましたが、この補助は9月で半額となり、10月には終了予定となっています。

東京電力の標準世帯では、政府の補助が行われて以降、1カ月あたり1800円ほど電気代が安くなっていました。たとえば2023年の8月には、
標準世帯では約7000円の電気代だったはずですが、この措置がなければ電気代は約8800円になっていた計算です(※)。
このところ猛暑で電気を多く使っているにもかかわらず、電気代がそれほど上がっていないと感じていた人も多いと思いますが、
それは政府の補助が効いていたからです。

もっとも東京電力の標準世帯は古い時代を基準としており、今の家庭は電気をより多く消費しています。子どもがいる世帯では、
1ヶ月あたり2800円程度の負担軽減が行われていたと考えてよいでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5f790443e42440ada43fb26555dbe3aee0b475a