農林水産省によると、加工品を除く
ホタテ貝の2022年の輸出額は910億円で、
このうち、中国向けが467億円だった。
野村農相は25日の閣議後の記者会見で、「加工体制の強化や新たな輸出先の開拓をしなければいけない」と述べた。

 ホタテ貝は、殻をむくのに手間がかかる。
日本で作業をすると、海外に比べて人件費が高く、人手確保も難しい。このため、殻がついた状態で中国に送り、
現地で殻をむいて消費したり、米国などに輸出したりしている。日本で加工する体制を整えるのに必要な資金の支援が想定される。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230827-OYT1T50040/