https://news.yahoo.co.jp/articles/13b2bb2ef9e5ca03136967fc5a05d6450394077b
ロシア当局は27日、モスクワ北西のトベリ州で搭乗していた自家用ジェット機が墜落した民間軍事会社ワグネルの創設者エブゲニー・プリゴジン氏(62)らについて、DNA型鑑定で死亡を確認したと発表した。

【写真】ロシア中部トベリ州の墜落現場

 機体に仕掛けられた爆弾のさく裂が原因という見方が強まる中、23日の墜落から日が過ぎてもワグネル指導部はプリゴジン氏の後継を発表しておらず、混乱がうかがわれる。

 ワグネルは6月の反乱が失敗に終わった後、兵器返還や規模縮小を進めていた。それでもプリゴジン氏の死亡で自然消滅するわけではなく、何らかの形で存続するシナリオに、国際社会は厳しい目を向けている。