東京電力が「原発処理水」海洋放出開始…韓国は18カ所で放射能独自調査、IAEAは監視のため日本常駐

日本は汚染水の処理と放流を正常に行っているかどうかIAEAの監視を受ける。IAEAはこのほど、汚染水処理現場に事務所を設置した。関係者が常駐し、監視することになる。ラファエル・グロッシIAEA事務総長は「20年後、30年後にも計画通りに行われるか確認を続ける」とし、「最後の一滴が安全に放出されるまでIAEAは福島に留まる」と説明した。

 韓国政府は日本側がウェブサイトを通じて毎時公開するデータのほか、日本が随時汚染水を測定して得る他のデータの提供も受ける。また、放出された処理水を測定した値に異常が見つかった場合にも日本側から通報を受け、日本側は直ちに放流を中断することになっている。

韓国政府はそれとは別に、日本近海の公海上8カ所、太平洋各国近海の10カ所の計18カ所で独自に放射能調査を行う。ALPSに異常が生じ、汚染水がそのまま放出されるか、放出と関連して日本側に何らかの隠ぺいがあれば、この調査で異常が明らかになる。

https://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2023082580023