ジャニー喜多川氏の性加害認定 報告書、社長辞任求める
社会・調査

ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、同事務所が設置した外部の専門家による「再発防止特別チーム」は29日、「長期間にわたり広範に性加害を繰り返していた事実が認められた」とする調査報告書を公表した。
事務所が適切な対応を怠ったとして、藤島ジュリー景子社長が辞任すべきだと指摘した。

特別チームは29日、調査報告書を事務所に提出し、東京都内で記者会見した。
座長を務める前検事総長の林真琴氏は性加害について「拒めば冷遇されるという被害者の心情につけこんで行われた。謝罪と救済なくして、ジャニーズ事務所が再生を図ることは難しい」と強調した。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE283HD0Y3A820C2000000/