合宿中の大学生や中学生らが腹痛や下痢の症状訴え…飲食店の弁当で「食中毒」と判明 店に3日間の営業停止処分 和歌山・白浜町
8/29(火) 16:25配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/60be1ee2a0be53d849278ece28270908c6a2a697

和歌山県白浜町の飲食店が提供した弁当を食べた中学生や大学生らが食中毒の症状を訴えていたことが分かりました。

和歌山県によりますと、8月25日午後、大阪市から和歌山県に対し、「合宿を行っていた大学生や教員らが腹痛や下痢の症状を訴えている」と連絡があったということです。

連絡を受けて、保健所が確認したところ、大学生らは白浜町にある飲食店「はま乃」で提供された弁当を食べた後に症状を訴えていることがわかったということです。

保健所が調査したところ、8月19日〜20日にかけて弁当を食べた13歳の中学生や大学生ら48人のうち24人が腹痛や下痢などの症状を訴えていたということです。

症状を訴えた24人は全員快方に向かっています。

症状が出た人を診察した医師から食中毒の届出があったことなどから、保健所は飲食店で出された弁当が原因とする食中毒であると断定しました。

これを受けて保健所は店に対して29日から3日間の営業停止処分を下しました。

県によりますと提供された弁当に入っていた食材は次の通りです。

《8月19日に提供の弁当》
ごはん、ハンバーグ、鮭塩焼、スパゲッティ、赤かまぼこ、出汁巻、梅こんにゃく、小松菜の和え物、漬物、ふりかけ

《8月20日に提供の弁当》
ごはん、鶏胸肉焼(梅だれ)、ペペロンチーノスパゲッティ、さば塩焼、ゆで玉子、オクラの和え物、ポークウインナー、かまぼこ、漬物、ふりかけ