福島第一原発の処理水放出から、31日で1週間。日本では、市場関係者が影響の広がりを懸念しています。

仲卸業者「山治」 山崎康弘社長:「(処理水を)放水した日を境にバコーンと変わった。香港、マカオ経由で(中国本土に)送っていた部分が、明らかに減っている。または止まっていると、すごく感じる」

東京・豊洲市場にある仲卸業者は、1匹あたり6000円から7000円ほどで取り引きされるキンキやキンメダイ、ノドグロといった高級魚を海外に輸出していました。

山崎社長:「(Q.なぜ、そういった魚が人気?)煮ても焼いても、刺し身にしてもおいしい。赤い魚は、めでたいから」

しかし処理水の放出が始まると、香港やマカオからの注文はゼロに…。一日の出荷量は2割から3割ほど減少したということです。

山崎社長:「(従業員に)出荷がなくなったから辞めていいとは到底言えない。今は、我慢の時期」

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