「どうして学校に行かないの」は絶対NG “SOS”気づくには…子どもたちが『欲しい言葉』『傷つく言葉』(OBS大分放送) - Yahoo!ニュース
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夏休み明けのこの時期は、心身の不調を訴え、不登校や自殺にまで追い込まれてしまう子どもたちが増加傾向となっています。子どもたちのSOSを見逃さないために、医師が強調する必要な周囲のサポートとは。


■夏休み明け、学校に行けない「家とのギャップ」

大分県内にある通信制学校・未来学園大分校の生徒たち。夏休み明けの時期に、学校へ行くことに対してストレスを感じた経験があると話します。

(生徒)
「休み明けはやっぱり行きづらいですね。教室に入りづらい。1つ挙げるとしたら人間関係ですね」

「友だちとクラスメートと会うのが気まずかったりして、結構しんどかったりしました」

夏休みをはじめ、長期の休みの後は心身の不調を訴える児童・生徒が増える傾向にあります。 長年、子どもたちを診察してきた府内大橋こどもクリニックの山口智之院長は、その大きな要因として「休みとのギャップでストレスを感じてしまう」 と話します。

(府内大橋こどもクリニック・山口智之院長)
「休み中、家庭でのんびりとゆっくり過ごせますが、過ごせたら過ごせた分だけ 学校に行くハードルが高くなるケースが多いです。みんなが学校に行っているのに、行けないとか…。相対的にしんどさを感じてしまうので、自殺とか不登校になりやすかったりする」