自身の選挙区の有権者に歳暮などの名目で食料品を贈ったとして、福井県警が、公選法違反(寄付行為)の疑いで長田光広県議(53)を書類送検したことが2日、捜査関係者への取材で分かった。起訴を求める意見を付けたとみられる。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は2022年12月までに、歳暮などの名目で選挙区の福井市内の有権者延べ約70人に、少なくとも計30万円相当のハムなどの食料品を贈った疑い。

 長田県議は、自民党県議会の会派に所属。2015年、福井市選挙区で初当選し、今年4月の選挙では6473票を獲得して3選を果たした。

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