「トランス脂肪酸が気になるから、マーガリンの代わりにバターを使う」とおっしゃる方がいます。
いえいえ、とんでもない誤解です。
油脂メーカーの努力もあって、今やマーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、バターの約半分にまで低減されました。
100gのバターには1.9gのトランス脂肪酸が入っていますが、同じ量のマーガリンには0.99gしか入っていません。
バターもマーガリンも、安心してお召しあがりいただける食品なのです。

下の表は今の食品と、8年前の食品100g中に含まれるトランス脂肪酸の量を比較したものです。たとえばマーガリンでは、8年前に8.7gだったものが、今は0.99gにまで減っています。
製パンによく使うショートニングなどは、10分の1以下にまで低減されました。
かつてトランス脂肪酸のことで問題視されたマーガリンですが、低減の努力を続けた結果、今では「低トランス脂肪酸食品」になっています。

https://www.miyoshi-yushi.co.jp/food/transfattyacid/