統合失調症の妄想が出現している時、患者さんはその妄想によって悩まされています。「組織に追われている」「自分の行動が監視カメラで監視されている」などありえない内容ばかりですが、
上記でも説明したように本人はそれが妄想だとは分からず「真実である」と思い込んでいます。

妄想の内容に対しては否定も肯定もせず、不安な気持ちに共感を示し安心感を与えて上げることが大切です。
具体的には「すごく不安だったんだね、一緒にいれば大丈夫だから安心してね」
「そういう風に感じているのはしんどかったでしょう、まずはゆっくり休めるようにしよう」などの安心感を与える

大阪精神病院けいメンタルクリニックより

https://www.kei-mental-clinic.com/column/698/
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