現預金なんて短期の支払いの半分近い額を確実に支払えるように持ってるだけだからね
コロナとか経済危機の時は入金が止まるリスク考慮して少し多めに持ったりするけど

例えば君等が企業もしくは個人事業やってるとして、年内に400~600万の支払い抱えてるとするだろ?
外部への支払いが400兆前後、人件費だけでも200万程少なくとも出ていく。

その状況で現預金が200万強しかない状態どう思う?
金余りとは思わないんじゃね。

ビジネスの稼ぎで数百万円の入金があるから、支払いが全て予定通りに行われたら資金ショートには至らないが、
ちょっと予定外の出費があったり不渡りくらって入金が滞ったりしたら、資金ショートに追い込まれる。

この万の数字を兆に変えると日本企業全体の数字に近付く。
現預金200兆円強(今はコロナやウクライナ問題で通常より増やしてるが、2010年代あたりは殆ど200兆円強で推移してる)というのは、
その程度の現預金でしかないんだよ、内部留保とは全然額も違うしリンクもしていない。

単に短期の支払いに必要な金の半分前後を現預金でもっているだけ。

日本の企業から現預金を掻き集めると200兆以上の大金になり、莫大に金を貯め込んでると勘違いする人がいるが、
支払う金のことまで考えたら、別に多い訳でもなんでもないことに気付けるよ。