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はいはい、何でも安倍晋三のせい




志位委員長就任後、21世紀に入ってからの20年というものは、党勢は40万人だった党員が26万人(3分の2)に減り、

赤旗読者も200万人から90万人(半分以下)に減少するという歴史的な後退が生じた20年だったからである。


本来なら、21世紀前半の党の展望を示す百年史の「むすび」は、

この歴史的後退に関する徹底的分析とそれを打開するための戦略を具体的に提起するものでなければならなかった。


ところが「むすび」は、(事態の責任を回避するためか)最近20年間の分析を意識的に避け、

はるか昔の「60年余前」に比べて党勢は大きくなったというだけで、何一つ展望を示すことができていない。

これは、百年史の執筆に関わった志位委員長の意向を反映したものであろうが、

〝科学的社会主義〟を標榜する政党の分析とはとても言えない。