昨年から分かりきっていた「山上被告の模倣犯」
「山上徹也を英雄視したヤツらは反省しろ」――。

 選挙応援中の岸田文雄首相に筒状の爆発物を投げて逮捕された木村隆二容疑者が、安倍晋三元首相を襲撃した山上徹也被告の「模倣犯」ではないかという議論が盛り上がっている。

 木村容疑者は犯行前に国家賠償請求をしており、そこで現行の選挙制度への不満や、安倍元首相の国葬を「民主主義への挑戦」だと厳しく批判をしていた。そのほか、自分の弁護を「反自民」で知られる宇都宮健児弁護士に依頼するなど、現在の政治へ強い不満を抱きテロで変革を狙った可能性もある。

 一方、山上被告は元首相を卑劣な方法で殺したにもかかわらず、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)による宗教2世問題の「被害者」という側面にフォーカスが当てられたことで、カンパが100万円以上集まって、減刑を求める署名が1万筆超も集まった。しかも、安倍元首相を「独裁者」「民主主義の敵」と叩いていた人たちからは、「不条理に立ち向かった悲劇のヒーロー」のような扱いをされて、映画や戦後日本を論じる書籍の題材にもなっている。

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山上被告を「同情できるテロ犯」扱いしたマスコミの罪、岸田首相襲撃事件で言い逃れ不能 | 情報戦の裏側 | ダイヤモンド・オンライン - https://diamond.jp/articles/-/321595