湘南国際村のHP改ざん 「破産手続き開始」と誤情報掲載、複数関係者にメールも 神奈川県が発表


神奈川県は1日、県などが出資する第三セクターの湘南国際村協会が運営する宿泊研修施設「湘南国際村センター」(葉山町)
のホームページ(HP)が第三者による不正アクセスで改ざんされたと発表した。「破産手続きを開始した」などと事実と異なる文章が掲載された。

 県によると、同日午前8時ごろ、運営会社の職員が「株式会社湘南国際村協会(湘南国際村センターの運営元)の破産について」
と題したメールが届いているのに気づき、HPにアクセスしたところ、改ざんされていることを確認した。

 8月31日夕方までは異常の報告はなかったといい、メールは1日午前5時ごろに送信され、ほかにも複数の関係者に送られているという。
メールやHP上の文章は同じ内容で、実在する弁護士事務所の連絡先が記載されていた。

 県は1日午前10時ごろ、HPにアクセスできないようにした。施設の運営は通常通り行う。運営会社は県警に被害を相談している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a08b09f13dd7356cb3d8b03b6be66d565b1c2001