滝沢秀明氏が立ち上げた事務所「TOBE」は4日、公式サイトを通じ、所属アーティストなどの画像や動画を応援のために使用する際のルールについて発表した。

「TOBEは様々な形でのアーティスト応援や感動の共有をより良いものにしていきたいと考えております」とし、ファンに向け「安心して画像や動画を活用し、応援していただけるようにガイドラインを策定しました」と説明した。

ガイドラインでは、「『TOBEおよびアーティスト個人が発信する画像や動画』をファンの皆様個人のSNS(Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなど)、YouTube等動画配信サイトに投稿いただくことに関して、TOBEは著作権侵害を主張いたしません」とした。

その上で「TOBEおよびアーティスト個人が発信する画像や動画」が指すものについては、「TOBE公式およびアーティスト公式HP」「TOBE公式およびアーティスト個人のSNS、YouTube」を挙げた。

一方で「NG事項」も記した。具体的には「商業的利用・営利目的」「ファンクラブ会員向け画像・動画等の有料コンテンツの外部発信」「悪意ある加工・改編・編集」「公序良俗に反する内容や、特定の思想・信条または宗教的・政治的メッセージを内容とする表現を含む投稿」「個人ではない法人などの団体での利用」『生放送のミラー配信」「歌ってみたなどを含む歌唱コンテンツなどの切り抜き」「そのほか個人での応援の範疇を超える利用」を示した。

商業利用は許可しないが「YouTube投稿に関しては、『YouTubeパートナープログラム』による場合は、投稿を収益化することができます」という。

また、投稿にTOBE以外の第三者が有する知的財産権が利用されている場合、同社ガイドラインとは別に権利者から許諾を得る必要がある。

ガイドラインの内容が予告なく変更されることがあるなど、注意点も明記。「本ガイドラインの改定によって生じるいかなる損害についても、一切の責任を負いませんので、あらかじめご了承ください」とした。

https://www.oricon.co.jp/news/2293590/full/