がんは今も高齢者に多く見られるものの、論文によると、50歳未満のがん(早期発症がん)患者数は過去30年間で増加。
2019年には世界全体で50歳未満の182万人ががんと診断され、106万人が死亡したことが報告されており、1990年からの増加率はそれぞれ79%と28%だった。

発症増加が特に顕著なのは気管がんと前立腺がんで、年間でそれぞれ2.28%と2.23%のペースで増加していると推定される。

研究チームによると、米国における子宮頸がん検診の普及など、検査体制や医療制度の改善が症例増加を部分的に説明できるかもしれない。
また、ライフスタイルの変化、特に肥満人口の増加と運動不足や、環境汚染などの要因も原因となっている可能性があるという。

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