こんなふうに秋本容疑者が党内で我を通し続けられたのは、官房長官や首相として権勢を振るった菅義偉氏が長年、法政大の先輩として後ろ盾になっていたことも大きいだろう。

秋本容疑者に離党を迫った茨城県議は、県内で複数のラーメン屋を経営している。ラーメンには目がない容疑者にそのことを教えると、ぜひ行ってみたいというので、講演前に水戸市内の店舗へ案内した。カウンターでとんこつラーメンをすすりながら原発に依存しない社会像について熱く語っていた、その情熱自体には偽りはなかったと信じたいが…。

馬主になれるとの誘惑に負け、一線を越えてしまったのだろうか。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/275570