安倍晋三首相、ジャニー喜多川さんお別れの会に弔電

ジャニー喜多川さんのお別れの会にあたり、心より哀悼の意を表します。
ジャニーさんは半世紀以上の長きにわたり、まさに我が国を代表するプロデューサーとして、ショービジネスの
世界に新風を吹き込み、エンターテインメントの新たな可能性を追い求めてこられました。

同時に、タレントの皆さん1人ひとりと、人間として向き合い、育みながら、その新たな挑戦を後押ししてきました。
今や、歌や演劇のみならず、映画、ドラマ、バラエティ、報道・情報番組などタレントの方々の活躍の幅は、単なる
「アイドル」といった枠を超え、大きく拡大しています。すべては、ジャニーさんという稀代のプロデューサーの存在
なくしてはあり得なかったことだと思います。

倒れる直前まで劇場やスタジオに足を運び、次の時代を担う若者たちへの熱心な指導を続けられたのは、そのほとばしる
ような情熱のなせる業だったのだと思います。
ジャニーさん、どうか安らかにお眠りください。これからも、後進の方々の活躍、発展を、どうか見守ってください。
日本中に、たくさんの勇気と感動を与えてくださり、本当にありがとうございました。

令和元年9月4日
内閣総理大臣 安倍 晋三
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