https://www.youtube.com/watch?v=5TNBidtTQR8
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b608628642ae8d685ee31b1f788e34dc55e0606
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会が8日(日本時間9日)、開幕した。開幕戦のプールAでは、世界ランク3位のフランスと同4位ニュージーランドが激突。
フランスが優勝候補同士の一戦を制し、白星スタートを切った。

開幕直後にいきなりトライが生まれた。前半1分過ぎ、オールブラックスは敵陣右サイドの残り2メートルのラックから左に展開。最後はキックで送られたボールを、
大外のWTBマーク・テレアがもらって開幕トライを決めた。1分32秒の先制劇。しかし、同8分にフランスがペナルティーゴール(PG)を決めて3点を返すと、
同19分にもPGで6-5と一時逆転に成功した。

同25分にオールブラックスがPGで8-6としたが、同28分にはフランスがまたもPGで9-8。白熱したシーソーゲームで前半を折り返し、約8万人の観衆は大興奮だった。
後半もオールブラックスが電光石火。同2分18秒、敵陣中央の残り30メートル付近から左に展開し、最後はまたもテレアが左隅にトライで13-9。しかし、フランス選手は
ボールを前に投げるスローフォワードの反則をアピールし、母国の客席も大ブーイングを浴びせた。

大声援に後押しされたフランスは同14分、敵ゴール前5メートルのラックから右に繋ぎ、WTBダミアン・プノーが右隅に飛び込んだ。14-13の逆転トライ。
FBトマ・ラモスがコンバージョン(CV)も決めて16-13とリードを広げた。同25分にもPGで3点を追加。終盤はオールブラックスの反撃を受けたが、同33分にも
ハーフライン付近からロングPGを決めて22-13とした。

母国開催で初優勝を目指すフランス。前回2019年日本大会で準決勝で敗れ、3連覇を逃したオールブラックスは2大会ぶり歴代最多4度目の優勝を狙う。
プールAは両国とともにイタリア、ウルグアイ、ナミビアで争われる。