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クーペ風でカッコいい! ホンダが今秋発売の「新型SUV」に反響集まる! 先進的な「クロスオーバー」は2023年秋に欧州登場

ホンダのスタイリッシュな「新型SUV」が好評!
 ホンダの欧州法人(以下、ホンダ)は2023年7月31日、新型電気自動車(EV)「e:Ny1(イーエヌワイワン)」の詳細を公表するとともに、現地で今秋にも発売すると発表しました。
 
 この滑らかなボディスタイルを備えた新しいEVは注目を集め、日本のSNSでも様々な意見が投稿されています。
新型e:Ny1は、ホンダのEVブランド「e:N(イーエヌ)」シリーズの1台。同社が欧州市場で展開するEVとしては、すでに販売済みの「Honda e」に続く第2弾です。

 ボディサイズは、全長4387mm×全幅1790mm×全高1584mm、ホイールベースは2607mm。想定されたユーザーは若年層で、若い感性に響くスタイリッシュなエクステリアデザインを採用し、実用性の高いBセグメントSUVとして開発されたといいます。

 そのスタイリングは、大径ホイールとワイドトレッドが生み出すSUVらしい大胆な迫力にクーペのような伸びやかなルーフラインという要素を組み合わせており、さらに高品質なインテリアや先進技術を取り入れたことで、実用性一辺倒でなく先進性も漂うファミリーカーを完成させました。

 ボンネットの先端で水平に伸びる細い「LEDストリップ」は、ヘッドライトと繋がる連続性を持つ形状で、充電時には独特の照明サインを放ち周囲の目を引きます。

 フロントグリルやホイールセンターキャップ、ステアリングホイール内に配されたエンブレムには、電動化したホンダを表す新しいシンボルの「白いHバッジ」を採用したほか、テールには新しい書体の「Honda」ロゴをあしらったことで、ホンダ製EVの新たなアイデンティティが表現されました。

 また、新型e:Ny1は、「高剛性、低重心、優れた床下の空力特性」を備えた新開発のプラットフォーム「e:N Architecture F(イーエヌ アーキテクチャー エフ)」を欧州モデルで初採用。

 パワーユニットには、最高出力150kW・最大トルク310Nmを発揮するモーターを搭載し、ホンダならではの「運転する楽しみ」を体感できるモデルとなっているといいます。

 さらに大容量バッテリーを床下に配置するなどコンポーネントを巧みにパッケージングしたことで、広々した快適な室内空間を確保しつつ優れた静粛性を実現。わずか45分で10%から80%まで充電できる急速充電機能と、WLTCモードで412kmもの航続距離も両立しています。

 この新型e:Ny1の発表には、SNSをはじめとしたインターネット上で様々な反響が見られ、「カッコいい。なんで欧州で出すのに日本では売らないのかな」「ホンダは日本の会社なんだし国内導入もお願いしますよ!」「日本市場はN-BOXとフリードさえ売ってればいいとか思われているのかな…」など、デザインに対する好評とともに日本での販売を望むコメントが投稿されています。

 また、「ヴェゼルに似ている。せっかくのEVなんだしからもっと思い切ったデザインで出しても良かったのでは?」「後ろからの見た目が良いね!逆にヴェゼルもこのリアデザインにした方が良いんじゃないかな」といった、車体に共通性のあるモデルであるヴェゼルとデザインを比較する声も。

 そのほか、「航続距離が短いのが気になる。テスラや欧州の先行EVと比較してどっちが良いのかな?」「車名は違うけど中国でホンダが発表した『e:NS1』と同じようなクルマかな。世界ではEV化がどんどん進むね」と、海外メーカーのEVとの性能差や世界的に進むクルマの電動化に言及する意見も見られました。
 新型e:Ny1の日本国内での展開については、現在のところホンダからの発表はありません。

 しかし過去の発表では、日本国内にもSUVタイプのEVを導入することが示唆されており、将来的に近しいモデルが日本に登場する可能性も否定できません。

 新型e:Ny1を日本で乗りたいと思う人は、期待しつつホンダの今後の動向に注目してはいかがでしょうか。