「(東山紀之新社長など)人事異動は単なる単なる目くらましだ。何も変わっていない」

日本外国特派員教会(FCCJ)メンバーで、英国出身の作家ブライアン・ロング氏は手厳しい。ジャニー氏がまだ生きていたころに、日本の主要メディアが取り上げるべきだったと指摘。BBCと国連が事態を煽動したという事実は、いかに金がものを言うかを反映しているとした。

さらに「やっと虐待について取り組んだように見えるが、日本社会における『ソンタク』の氷山の一角に過ぎないのではないか」と投げかけた。また、英国人の女性ジャーナリストも「日本は外圧がないと変われないのでしょうか。背景には、政治的・社会的要因があるのかもしれない」と、日本にはびこる体質そのものに対する疑問を口にした。

オーストラリア人で、日本で米兵から性被害に遭ったキャサリン・ジェーン・フィッシャーさんも「『国民の安全』が最優先事項のはず。でも日本政府は常に反応が遅い。24時間性被害に対応できるセンターをつくるべきと訴えてから20年以上たってからやっと実現しました」と話す。

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