
銀行株が軒並み高、三菱UFJはソニー抜き時価総額2位浮上
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民間金融国内トップの三菱UFJは2007年12月以来約16年9カ月ぶりに高値で時価総額はソニーグループ
(6758)を抜いて日本企業の2位に浮上してきた。午前9時52分時点では前週末比39.5円(3.3%)高の1251.5円で取引されており、TOPIX(東証株価指数)で銀行業が値上がり率首位となっている。
日銀の植田和男総裁が読売新聞のインタビューで、賃金上昇を伴う持続的な物価上昇に確信が持てた段階になれば、大規模な金融緩和策の柱であるマイナス金利政策の解除を含め「いろいろなオプション(選択肢)がある」と語ったと報じられた。
「現状は緩和的な金融環境を維持しつつも、年内にも判断できる材料が出そろう可能性があることも示唆した」とも伝えられており、これらが今後の本格的な金融政策変更に伴う銀行の収益改善期待を誘発。内外の機関投資家や個人投資家から幅広い買いが流入している。