《被告は平成28年9月、京アニ大賞の短編部門に「仲野智美の事件簿」を、同年11月には長編部門に「リアリスティックウェポン」を応募するも落選。検察側は「金字塔を落選させられた上、アイデアを盗用された」との妄想を募らせたと言及している》

《京アニ側も盗用を否定しており、証拠調べでは、「Free!」「ツルネ―風舞高校弓道部―」「けいおん!」の一部シーンが、被告の小説と対比される形でモニターに映し出されていた》

弁護人「『Free!』を見てどう思った」

被告「また盗っているのかと。垂れ幕が下ろされるところ。自分の小説では、削除した」

弁護人「応募作品にそのシーンはなかった」

被告「はい」

弁護人「ではどこからパクったと」

被告「流出した原稿からパクったと。そう考えざるを得ない」

弁護人「『けいおん!』は」

被告「自分の小説に『お前このままだと留年だ』とのセリフがある。『けいおん!』では後輩に『私、留年しちゃった』というシーンがあった。この部分がパクられたんじゃないかと」

《改めて「Free!」のシーンが法廷に流される。校舎から垂れ幕が下ろされ、風でめくれる》

被告「垂れ幕が下がっている部分を盗用されたと思いました」

《『けいおん!』のシーンも流れる。登場人物が「これからは同級生なんだよ」と後輩に伝える》

被告「『留年しちゃった』という場所。(自身の小説の)はじめの方にあります」

弁護人「それ以外は」

被告「ない」

弁護人「『間違いなくパクられた』なのか、『パクられたかな』というものか」

被告「当時は『パクられたかな』のレベル」

弁護人「確信はなかった」

被告「当時はなかった」

裁判長「当時とは初めて映像を見たときか、事件の日のことか」

被告「初めて見たときです」

(全文はソースで)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c47337c09b7ae16d3548d4fcc06cb48e0c0d40d