検索すると聖テレジアの法悦は

「私は黄金の槍を手にする天使の姿を見た。穂先が燃えているように見えるその槍は私の胸元を狙っており、次の瞬間槍が私の身体を貫き通したかのようだった。
天使が槍を引き抜いた、あるいは引き抜いたかのように感じられたときに、私は神の大いなる愛による激しい炎に包まれた。
私の苦痛はこの上もなく、その場にうずくまってうめき声を上げるほどだった。
この苦痛は耐えがたかったが、それ以上に甘美感のほうが勝っており、止めて欲しいとは思わなかった。
私の魂はまさしく神そのもので満たされていたからである。
感じている苦痛は肉体的なものではなく精神的なものだった。
愛情にあふれた愛撫はとても心地よく、そのときの私の魂はまさしく神とともにあった。
この素晴らしい体験をもたらしてくれた神の恩寵に対して、私はひざまずいて祈りを捧げた。」

という宗教体験のシーンを彫刻にしたそうだけれど、この文章もフランス書院的な解読したらあっちの方の体験みたいだ